するめ

はじめてみました。

生活保護受給者が特別給付金を受領できることについて

生活保護バッシング

「10万円給付金もらうな」生活保護バッシングなぜ起きるのか?という記事を目にした(↓)

「10万円給付金もらうな」生活保護バッシングの根っこには妬み - ライブドアニュース

 

わたしは最初、下記理由から『生活保護受給者は収入額が変わってないのだから、まぁ不満を言うひとも出てくるし、自分も反対派かなぁ』と考えていた。

  • 生活保護は最低限生活に必要な金額を給付している
  • 外出自粛が本格化したあとも生活保護の給付額は同じ
  • 仕事をしていない(事情は各々異なる)
  • コロナの特別定額給付金の目的は、迅速かつ的確に家計への支援を行うこと

【特別定額給付金の目的】

総務省|特別定額給付金(新型コロナウイルス感染症緊急経済対策関連)

特別定額給付金の概要−施策の目的より引用

 

しかし、少し整理してみると、私にとっては、この考えは誤っていたので、それについて書いていく。

 

結論から言うと、どうしても批難したいのであれば

"ただのサボり屋の生活保護受給者"と"収入が下がってない職種(*一部例外有)"の給付金受領をセットて批難すべきだとおもう。

〜欲をいうと、"リスクなく収入が下がってない職種の特定条件"を添えて〜

 

 

考えの要素

  1. 生活保護受給者には、本当に生活保護が必要な人と、ただのサボり屋がいる
  2. コロナの影響で収入が減る業種/減らない業種がある
  3. コロナの影響で業務負荷増・感染リスク増の業種/増えない業種がある

 

この3点が考えの軸である。

何がややこしいかというと、働いている(=生活保護を受けてない)2と3の人たちは、掛け合わせで分類される。また、分類されるとは わかっていても、個人個人の増減を数字で表すことは不可能である。

 

以上から政府は、働いている人は、一律給付することにした   と私は受け取っている。

 

これを踏まえ、今度は生活保護受給者に目を向ける。 前述したとおり、本当に生活保護が必要な人と、ただのサボり屋がいる。

そこで、ただのサボり屋にいい思いをさせたくないがために、"生活保護受給者は特別給付金を配布しない"と仮においてみる。

すると、本当に生活保護が必要な人の立場になると、『業務負荷も感染リスクも増えないし、収入も減らない人が受領しているのと、何が違うのか?』となる。※ただのサボり屋は自業自得なので割愛

 

所感

たしかに、ただのサボり屋のために、税金が使われてしまうのは、本意ではない。しかし、本当に生活保護が必要な人には届いてほしいと思ったので、今の“国民全員に一律で給付する”とい条件は正しい判断だったと考えています。

 

コロナの影響、本当に大きいですね。

すこしでも元の生活に近づける日を願いながら。

また、業務負荷や感染リスクの高い業種のみなさまの迷惑とならないよう、精いっぱい引きこもろうとおもいます。

 

🐏ぴえん(完)